吉本って噂以上にきついね!
実はあの『世界のナベアツ』さんが落語家になり、やっと今年『NHK新人落語大賞』を獲りました。
関西の落語が余り発展しないのは、笑福亭鶴瓶さん(松竹芸能にも籍を残す)曰く、関東の様に師匠が弟子の落語を聞かないという風潮がある。と言ってました。あくまでも鶴瓶師匠の話です。そこで、ナベアツさんは元三枝さんに弟子入りしましたが、この時に、吉本興行が新弟子と同じ給料に下げたと言うのですから、芸の道も大変です。
そして、東京では放送作家という事ですが、それも降りたという事です。
上方落語は自分でその内容や話し方までセルフプロデュースして、作り上げなくてはいけません。ですから、あの桂枝雀さんが天才と呼ばれる所以が分かると思います。
なぜか、書きながら浪速恋しぐれを思い出し、芸の為なら女房も泣かす~となり、春団治を思い出しました。