いち八百屋から始めればいいんじゃないの?
バブル崩壊後に飛ぶ鳥を落とす勢いで出てきたヤオハンがありました。
静岡を拠点としてスーパーヤオハンから全国展開をし、そしてアジアの各国に進出を果たしましたが、急激な進出に資金繰りが追い付かなかったのかは覚えていませんが、会社1997年に会社更生法により倒産となりました。
その創業者の息子で当時の社長であった和田さんが進出したきっかけの言葉が、奥さんの『ダメになったら又いち八百屋から始めればいいんじゃないの?』と言う言葉でした。実際は手広くしていったのは、社長交代をするかしないかあたりで弟さんに譲った時にはもうどうだったのかな?と思います。
全盛期の頃は静岡の町を社員が並び歌を歌いながら歩くと言う奇抜さがあり、ある人は宗教団体のようだと称していましたが、和田さん自身が本当にある宗教の熱心な信者であったようです。
会社の清算が終わった後にNHKが特集した会社倒産時の様子なりを話す番組がありその時に映っていたのが、このヤオハンの会長や山一證券の社長などで倒産の経験を生かしてのコンサルタントなどをしていると言う話でした。
会社倒産は社員にとっては、本当に露頭に迷うことではありますし、元山一證券の社員の方が外資系企業に転職してその元々いた会社が本当にある意味甘いのかぬるま湯だったのか、『厳しいですね。』と言うのを言っていたのを思い出します。
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